奈良線の１０３系。
関東で言えば山手線と同じ黄緑色の１０３系が走る、奈良線。こちらはまだ１０３系と２２１系が主力のようです。
春ののどかな日、沿線に桜の咲く奈良街道沿いの伏見を走って行きました。
もはや１０３系の走らない片町線の放出から分岐する城東貨物線（おおさか東線）も同じ黄緑の車両が使われています。奈良線から環状線乗り入れで入って来る車両がたまにありますが、その車両は何故かちゃんとリニューアルや修理がされず、内装もつぎはぎ、外装も布ガムテープを貼った上から塗装されているような状態でした。ちょっとかわいそうな状態ですね。
阪和線は、旧東海道線緩行線と同じ、水色の１０３系。
個人的に一番見慣れた水色の車両は、阪和線。以前東海道・山陽線の緩行線を走っていた車両と同じ色ですが、こちらもいろいろリニューアルされていますね。この線区は事故が多く、車両の維持は大変そうです。
また、この水色は、比較的近年まで旧型客車が使われていた和田岬線にも入っています。
ほかにも播但線の姫路側や岡山でも使われている１０３系ですが、そろそろどの線区にも２０１系や、阪和線では２０５系などが入って来ていて、淘汰の日も遠くないのかもしれません。