最近の阪堺線といえば、地元の小学生に部品磨き等を手伝ってもらい、竣工当時の姿になった161である。
色が塗られていた真鍮部品も磨きだされ、床も板で張り替えられた。木造の鎧戸も復活し、非常にノーブルな出で立ちである。
昭和3年らしい、どっしりとした姿、片道なんと48,000円で貸し切り可能である。
さすがに木造車はクーラーが載っていないため、夏期は車庫にいることが多い。しかし、このシリーズ、結構な両数があり、夏場各年代の塗装が施された100番台のシリーズが並ぶ姿は圧巻である。