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ちょっと慣れてきたら編 <2CVのシートメンテナンス>


2CVのシートは、何回でもリフレッシュできる!


2CVのシートは、へたってきてもゴムの交換で蘇ります。
へたってきたように見える、2CVのシート。
構造は簡単で、鉄の骨組みに、ゴムで麻の布をつってあるだけ。
その上からカバーがかけられています。
下手って見えるのは、ゴムが切れてきたから。
ひっくり返してゴムを交換すれば、元通り。
生地が世折れたり、擦り切れたりしたら、これも交換用のカバーが出ています。
麻布も出ていますが、荒技「純正ゴムと麻布の代わりにスーパーカブのタイヤチューブ」作戦もアリです。

ゴム交換。

用意するもの
  • 純正代替ゴム

手順
  1. シートを止めているピンを抜きます。
  2. ピンは運転席と助手席の間、シートレールに刺さっています。
  3. シートをスライドさせるとそのまま抜けます。
  4. シートを外に持って出して、ゴムを交換してゆきます。
  5. 固めのシートが好きな方はゴムをひとつのゴム取り付け部に2本取り付ける「ダブル」に、柔らか目が好きな方は、間引きして取り付けると柔らかめになります。私は体重が85キロを越えるとダブルにします。
  6. 元通りにシートを取り付けて、ピンをはめます。





次は、ゴムと麻布ごとタイヤチューブに交換編。


ゴムをひとつずつ交換してゆくのは面倒、もしくはゴムを引っ掛ける金具の取り付け穴が擦り切れて長穴になっているような場合、シートの骨組みに直接、タイヤチューブを2センチ幅くらいに切ったものを巻きつけるのが得策です。

シート下に、黄色い粉が大量に落ちてくることがあります。
これは、シートの麻布とカバーの間に挟んであるスポンジが経年劣化で風化して、ゴムや金具とすれて落ちてきているもの。
適当なスポンジに交換したほうがよいでしょう。
劣化で根とついていることもありますので、取り外しの際は、手袋をしたほうがいいですよ。
交換するスポンジは、低反発モノにすると、疲れも少なくなります。

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