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初級編 <2CVのタイヤチェック>2CVいじり、タイヤについて。 2CVのような設計年次の古いクルマは、今のクルマと足回りの設計思想が違うようです。 2CVの指定空気圧は前1.4kg/cm2、後ろ1.8kg/cm2。 高速走行時でも1割程度アップする程度で十分です。 前1.6、後ろ2.0以上に上げると、シャシやサスペンションアームに負担がかかって、シャシ折れを起こしたり、アームベアリングの寿命が短くなったります。 最近はセルフスタンドでも空気圧チェックコーナーや、空気入れの貸し出しがありますので、3ヶ月に1回くらいは空気圧をチェックしておきましょう。 空気圧チェック編用意するもの
手順
次は、タイヤ交換編。2CVのタイヤは純正サイズが125-15。 新車装着のミシュランXは、なかなか手に入らなくなってしまいました。 ミシュランXは、踏面が硬いので、なかなか減りませんが、サイドウォールも硬いので、減るより先にひび割れてきます。 サイドウォールがひび割れたままほうっておくと、中の繊維が切れて、ところどころ膨らんできます。 さらにそれをほうっておくと、高速走行時に破裂します。 サイドウォールがひび割れてきたら、替え時です。 2CVのタイヤは、いまやいつでもあるわけではなくなってしまったので、交換時期を早めにチェックして、出てくるのを半年くらいのタームでゆっくり待ちましょう。 ミシュランXの新品は、下手をするとヴィンテージ扱いで1本2万円。 大衆車としてあるまじき値段です。 カタログ掲載時は定価1万500円、実売6,000円〜8,000円くらいでしたから、、、 他のメーカーでは、125-15はファイアーストーン、マボール、トーヨーの輸出用。トーヨーは、輸出専用なので、日本では売ってくれません。 でも、いずれのタイヤもたまに某オクなどで新品が出ます。個人輸入してしまう人もおられます。 個人輸入は、mixiあたりで一緒にどう?とか出てますので、機会が合えば、乗るのもいいのではないでしょうか。 135-15は、最近台湾のナンカンがよく出回っていますね。 安価でやわらかめ、ただし重めです。 ナンカンには2種類あります。個人的には適応ホイールが細いほうのタイプがオススメ。 他にはミシュランのZX、XZX、XAS。どれもカタログ落ちですが、たまに出てきます。 XASは、チューブが必要ですので、お忘れなく。 準備するもの
ミシュランのタイヤのよいのは、ドライとウエット、マッド(未舗装路)で走行やブレーキの性能が急変しにくいこと。 わだち掘れのあるような路面、特に雨天時での直進性は、かなり違います。 タイヤの交換は、古タイヤの処分もありますので、タイヤ屋さんへ行くのがよいと思います。 持ち込みタイヤの交換は、トラックのタイヤを扱うようなところのほうが、気よくやってくれるようです。 |
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