《初級編》オイル | タイヤ | 電球 | サイドブレーキ | エアクリーナ
《中級編》グリス | ワイパー | 発電機 | 屋根 | シート | ポイント | ホーン
《上級?編》車検 | ブレーキ | 燃料ホース

ちょっとチャレンジ?編 <2CVの車検>

車検、いかにもハードル高そうですが、そうでもないです


車検。プロにお願いする安心感と、自分で隅々まで知っている安心感。
後者を取る人が増えているのは確かですね。
2CVの場合、隅から隅までばらしてしまえるようになる人も。
そうなったら、後者でしょうね。
ユーザー車検は、昔ほどハードルが高いものではなくなってきました。
もちろん、プロによる調整や点検は、定期的に受けておくほうがクルマの調子にはよいと思いますが、自分の車を隅々まで知っておく点では、チャレンジするのもよいと思います。


事前準備

用意するもの
  • ここまでの整備ひととおり
  • チェックシート(本を買えば大体ついています)
  • バインダーと鉛筆、ボールペン
  • 何でもよいので、「ユーザー車検一発合格」的な本

チェックのポイント
2CVのユーザー車検、落とされるところと対策はこのあたり。
  • ヘッドライトの光量が足りない → 新品の球にする。マルチテスタで受ける。停止線ぎりぎりまで前に出る。
  • 光軸が出ない → 反射板を頼りにしない、R2バルブで受ける。反射板を磨く。反射板を再メッキする。
  • リヤブレーキの効きが弱い → 調整ナットで調整する。思い切り踏み込む。
  • フロントウインカー、サイドウインカーの点灯不良 → 接点を磨く。ユニットを新品に交換する。配線を引きなおす。
  • 排気ガスのCOが多い → キャブレターのアジャストスクリューを3回転ほど締めこむ。
  • 触媒の位置がわからない → 西武モノの82年5月17日以降は、ミッション下のプライマリーマフラーに同梱。それ以前は運転席下にホンダの酸化触媒が指定です。いずれも遮熱板が必要です。プライマリマフラーの場合は遮熱シートと鉄板を巻けばOK。運転席下の場合は網を固定するほうがいいようです。
  • 並行車の場合は、車検証に取り付け位置と方法が書いてあるので、その通りに。
  • ホーンのマークが必要 → ホーンスイッチ(ヘッドライトスイッチ)の、ヘッドライトオフのときに運転者に向いている面に、正露丸の箱のラッパを切り抜いて、両面テープで貼ればOK。
  • 並行車でヘッドレストがない場合は、ヘッドレストをつけないといけません。 → ヘッドレストつきシートカバーや、クリップ式ヘッドレストなどが一般に販売されているので、利用しましょう。

手順
  1. 下回りや足回りを中心に、洗車を行います。
  2. エンジンルームの下のオイル汚れを落とすのが目的。
  3. スチーム洗浄が出来ればベストですが、エンジンクリーナでもそこそこ落ちます。
  4. 特に落とすべきはホイールの内側、助手席側フレーム、エンジン下側。
  5. ドライブシャフトブーツの破れやエンジンの合わせ目からのオイル漏れ、ミッションからのオイル漏れ、キングピンから落ちたグリス等がわかりやすいように、その周辺の油脂分をキレイに落としておくことと、製造番号の打刻が助手席側フレーム、ドライブシャフト下辺りにあるので、打刻が見えるようにキレイにしておくことが必要です。
  6. また、下回りチェック時には下にもぐって点検されるので、検査官に対する礼儀としても、下回りに泥や油を残さないようにすることが必要です。
  7. チェックシートに沿って点検項目をチェックします。
  8. ブレーキの踏み代や灯火類、オイル漏れなど。
  9. ヘッドライトは特に規定に満たないで落ちることが多いところ。
  10. できれば検査時に新品にしておくことをオススメします。
  11. ソケットの改造がされていない、純正の2CVであれば、R2球がオススメ。
  12. R2だと直接光がそのまま前に行くので、検査機で光の焦点をあわせやすいのですが、H4Eは前にカバーがあり、バルブの横から出た光を反射板で反射させてからレンズで集めて前を照らすため、検査機では光の焦点(光軸)が出ないことが多いです。
  13. ウインカー、ブレーキランプの点灯チェックも大事。
  14. ワイパーも実際動かしてチェックされるので、ブレードやガラスにごみがついていると、動作時にガラスに傷がついてしまいます。よく拭いておきましょう。
  15. ブレーキは、ワタシは特にリヤの効きが弱いことをを指摘されることが多いですね。
  16. ドラムの内側に調整ナットがあるので、ジャッキアップしてタイヤを回しながら、こすらないぎりぎりまで調整しておくといいですよ。
  17. そして、自分でのチェックがOKであれば、車検場に予約を入れます。自動予約電話が多いですね。予約は午前が鉄則。ラインを通して駄目だったところを調整しても、その日のうちなら再検査は無料。午後だと駄目なところが出たら、調整が間に合わなければ、すごすご帰らないといけません。



次は、検査場編。


さて、事前準備が整ったら、いよいよ車検場に車を持ってゆきます。
事前に車検場近辺にある「テスター屋さん」でチェックしてもらうと、かなりラクですね。ワタシのよく行くところでは、1箇所500円くらいから、フルセットテストしてもらって2,500〜3,000円くらいが多いです。
ワタシは自分では測れない「ヘッドライト」「排気ガス」の2点を見てもらうことが多いです。
そして、車検場へ。


準備するもの

  • 自動車税の領収書(継続検査用)
  • お金。6万円くらい。
  • 内訳は重量税25,200円、自賠責27,630円、検査料1,400円、書類代65円。それにテスター屋さんに行けば1,000円〜3,000円くらい。
  • 整備用具一式。
  • 交換用球一式。
  • マフラーパテ
  • 針金
  • 赤と黒の電線

手順

  1. 車検場に行くと、今は大体ユーザー車検窓口と説明ビデオコーナーがありますので、そこで概略を理解してから、書類を買いに行きます。
  2. 書類と自賠責、重量税、検査代の印紙を買って、所定の書類に貼り付けます。
  3. 記入台で記入したら、ユーザー車検担当に見てもらって、OKならラインに並ぶようにいわれます。
  4. ユーザー車検は○番に並んで、とか言われると思います。
  5. 並んで、順番にテストを受けてゆきます。
  6. それぞれのテストが終わると書類を機械に通します。
  7. 各々の検査ごとにOK、NGが出ますので、全部検査を受けたあと、NGの部分の指摘を受けます。
  8. 当日中であれば、NGの部分は修正して再検査可能です。
  9. 再検査の際には、そのままラインに並べばOK。
  10. ハザードを出して並ぶとか、ルールがあるようです。
  11. 全部OKになったら、書類を持って、窓口へ。
  12. しばらくすると、車検証が発行されます。
  13. これでOK。

    やってみると、そう難しいことではありません。

メニューにもどります | ひとつ上にもどります

All rights reserved by いとう@2CVこうべ